1. 食品工場立ち上げ

商品化した実績は300件以上!缶詰製造や商品開発のノウハウをお教えします!

缶詰製造や商品開発に関する記事や動画って、ネット上にないですよね。
あったとしても、大量生産に関するものばかり。少量生産の缶詰製造に取り組みたいけど、情報がないから断念される方もおられるのではないでしょうか。
弊社では、そうした挑戦したい気持ちを少しでも後押しできればという思いから、これまでに300件以上の商品開発で蓄積したノウハウや知見を余すことなくお伝えするサービスを開始しています。
それでは、今回はこのサービスの概要をご紹介したいと思います。
※本サービスは、弊社の真空巻締機とシステムを導入し工場運営を始められる方に向けてのサービスです。

現地での缶詰製造研修:66万円(税込)

この研修を通じて、缶詰製造の可能性を感じていただくこと、中小企業が缶詰市場で戦っていくうえでの戦略とその方法を学んでいただくことを目的としています。
研修は、製造機械を導入される工場で行い、現場での動き方や機械の実演を含めて2日間の日程で実施します。

カリキュラムは、「座学」と「製造研修」で構成されています。
「座学」は大きく2つのテーマに分かれており、1つは缶詰の歴史や仕組み、缶詰に向く食材と向かない食材、賞味期限の決め方についてお話する「缶詰の概要」、もう1つは中小企業の戦略や商品開発の仕方についてお話する「売れる商品の作り方」です。
また、これらの知識に加えて、「ペンチむき」という缶詰の安全性を担保する検査方法もお教えします。日々行っていただく検査ですので、ペンチむきを完璧にできる方を最低2人は工場に配置していただく必要があります。マンツーマンに近しい状態で、工具類を用いてペンチむきや検査箇所の測定の仕方などを実際に体験していただき、短期間で基礎的なテクニックを身につけていただきます。その後は、検査方法の動画をお渡ししますので、工具類と容器を用いて、本格的に製造が始まるまで練習をしていただく流れです。

「製造研修」は、缶詰にする食材やレシピがどんな仕上がりかを確かめていただくことを主な目的とし、試作と試食を行います。事前に缶詰に詰める食材やレシピをお聞きし、試作品レシピをこちらでご用意します。もちろん、レシピをご用意いただいてもかまいません。
缶詰は、圧力鍋のような調理方法に近しいので、缶詰特有の調理法におけるコツやポイント等の技術面での指導を行います。また、製造研修の中で、容器の事前殺菌や食材のブランチングの意義、食材の用意の仕方、缶詰への詰め方、各種機械(真空巻締機、レトルト殺菌器、恒温器)の操作方法などを実演を交えてお伝えします。

商品開発研修:66万円(税込)

商品開発の流れは、試作と試食を3回繰り返してレシピを確定させてからテスト製造を行い、商品化します。商品化にあたっては、ターゲットの設定、味付けの方向性、そして商品に対してストーリーを持たせることが大切です。
例えば、京都の会社が缶詰の商品化をするのであれば、京都産の食材や調味料を使用しその土地ならではのストーリーを作り上げ、他に真似できない商品とすることで付加価値を高めます。ストーリーづくりの考え方は、試作の際にご説明させていただきます。また試食では、試作品の評価方法や試食の考え方、次の試作に進めるレシピの絞り方と改善点について、商品化件数300件以上の経験をもとにお伝えします。

研修の流れは、上記の商品開発の流れに合わせて「レシピ打ち合わせ」「試作」「試食」という1セットを3回繰り返して、レシピを確定させます。
「レシピ打ち合わせ」は、メールやZoomにて試作するレシピを確定させるために行います。次に、確定したレシピをもとに弊社にて「試作」を行い、その後の「試食」はZoomにて行います。試作は弊社にて行いますので、少なくとも3回は大阪にお越しいただきます。

なお、「現地での缶詰製造研修」「商品開発研修」は、弊社の真空巻締機を導入いただいた方への研修です。
これらのノウハウは、弊社の真空巻締機をベースにしているので、他社製の真空巻締機を導入されるとそのあたりの知見をお伝えすることができません。よって、弊社の真空巻締機を導入いただけないお客様への研修は、お断りさせていただいています。

システム導入支援:183万円(税込)

システムの導入支援は、弊社が開発したスマート統合管理システム「CANBRIGHT」を導入いただくお客様に、初期設定や各機能の操作方法の簡易レクチャー、IoTデバイスの初期設定などを行うものです。
弊社が提案する工場は、ハンディ端末やタブレットを用いて管理を行うペーパーレスを標準としています。そのため、弊社が開発したシステムの導入を必須としていますが、すでに別会社のシステムをご利用されている場合は、容器を段ボール単位で購入していただくための「容器発注」の機能のみ導入いただきます。

また上記金額には、導入支援費用に加えてIoTデバイス購入費用が含まれています。
IoTデバイスの内訳は、タブレット1台、プリンター1台です。それぞれの購入台数は、人数や工場の規模によって変わりますので状況をお聞きして確定させます。WiFiを使用しますので、インターネットの接続工事やプロバイダー契約は事前に済ませておいてください。
また、タブレットはすでにお持ちのもの(Android、iOSどちらでもOKですが、Windows端末には対応していません)があればそれをご使用いただけますので、その分の購入費用を削減することが可能です。

パッケージデザイン制作:33万円(税込)

弊社には、デザイン部署もございますのでパッケージデザインをご依頼いただけます。
商品コンセプトからのヒアリングを行って方向性を確定させ、デザインをご提案。ただ単におしゃれなデザインを目指すのではなく、商品価値をさらに高めるべく商品コンセプトにきちんと合ったデザインを行いますので、顧客満足度が高く消費者からも好評です。
どんなデザインを手がけているのか気になられた方は、こちらもご覧ください。

これらの研修は、弊社が缶詰製造で培ってきたノウハウをお伝えしますので、設備導入後、最短で缶詰製造ができるプログラムです。弊社が提案する真空巻締機を導入いただける方という条件付きですが、少しでも皆さんのお力添えができればと考えていますので、缶詰製造に参入したいと考えておられる方は、ぜひ研修を受講いただければと思います。
製造機械については、こちらもご覧ください。

最後に、外部機関で行われている講座のご案内です。
いずれも食品加工をされる上で役立つ講座ですので、ぜひご検討ください。

●ロイドレジスタージャパン HACCP責任者研修(3日間)
多くの事例や演習を用いた、具体的かつ実践的な講習スタイル。食品安全の最新情報が得られ、中長期的な品質戦略の立案にいかせます。

●ロイドレジスタージャパン HACCPを支える加熱殺菌基礎編・実践編(各1日)
加熱殺菌工学の演習や、飲料・調味料・低温調理などの加熱殺菌の考察を通して、加熱殺菌技術の習得を目指します。

●東洋食品工業短期大学 社会人育成講習会(2〜3週間)
東洋食品工業短期大学が開催する、社会人育成講習会です。
食品産業に従事している方あるいは食品関連の教育に携わっている方を対象に、食品の製造、食品容器の密封、食品の保存技術などの内容ごとにさまざまなコースが用意されています。​​缶詰製造のあれこれを学べます。

工場導入にご興味がおありの方は、こちらよりお問い合わせください。

カテゴリー

最近の記事 おすすめ記事

記事一覧を表示するには、カスタム投稿「ブログ」にて、4つ以上記事を作成してください。

記事一覧を表示するには、カスタム投稿「ブログ」にて、4つ以上記事を作成してください。

TOP